2017年08月15日

報告 山形遠征②

皆様こんにちは。山形でのコンサートの前日。様々な想いに漂いながら、肘折温泉付近の景色を思い出していました。

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こちらにはまだ紫陽花が咲き誇っていました。

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僕はこの地で、初めてのことに挑戦せねばなりませんでした。きっと音楽家を名乗る人たちなら当たり前のようにできなければならないことのひとつなのでしょう。
今できることだけやっているのなら、自信も持てるし独学でもある程度堂々としていられるかもしれません。でも今回の挑戦では自分の足元の安定感が試されるような・・・。未熟な僕にとっては危険極まりない挑戦なのでした。

それは外のソロ楽器との共演。しかも「サックス」です。実は僕、何を隠そうサックスが嫌いなのです!
さて、当日の午前中にリハーサルと打合せ。ご一緒するのはもちろん小林真人さん、そしてサックスの柿崎泉氏、更に素晴らしいラテンパーカッション奏者の深瀬健太郎氏。柿崎さんも元々音楽業界で大活躍されていた方ということで、このメンツの中で僕は完璧なまでの劣等生。
引き受けたことなのだから、引く場所なんてありません。最初から背水の陣であることはわかっていたはずなのです。

リハーサルは午前中から昼過ぎにかけてぎっちりと行いました。それだけ付き合ってくださった皆様には、もう頭が上がりません。どうにか形になりつつも、更なる課題を本番までにという期限付きで頂いた僕。

宿に戻ってから部屋をうろつきながらない頭を必死に振っていました。そしていよいよ出発の時。

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会場はアブの巣窟だとみんなからアドバイスをいただき、草取りをするときの武装に身を固めていよいよ出発。
ただでさえぎりぎりいっぱいな精神状態なので、アブにかまれて心を乱している場合じゃありませんから・・・。

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会場にはやはりあの険しい山肌が迫っていました。主催の方に尋ねてみると、これは火山の噴火の際溶岩で出来上がった光景なのだそうです。

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そしてこちらが「四ヵ村の棚田 特設ステージ」です。
みんながアブアブと言っている中、僕は余り遭遇していません。いえいえ一杯遭遇していたのですが、それが見えていないのはある意味幸せなことです。でもそう思っている矢先から、僕の視野の範囲内でも何度も目撃することとなりました。それだけアブ密度が濃いのです。

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山肌が夕日に赤く染まる頃、コンサートはスタートしました。
基本的には小林さんの曲が中心で、そこらへんが小林さんがこの地で長いこと活動してこられたことの答えなのだというのがよくわかりました。オリジナル曲を待っててくれる人たちがいるというのは、本当に素晴らしいことですね。

小林さんのトークと共に、ステージはパワフルさと穏やかさを行ったり来たりしながら展開してゆきます。
途中に地元中学生のオカリナとのコラボレーションというコーナーがあり、緊張しつつも一生懸命演奏する子供たちの姿にかつての自分が蘇りました。
そして第1部終了とともに、ほたる火の点火。これまた地元中学生たちによって、次々と1200本もの棚田のほたる火がともってゆきます。

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休憩の間、そんなほたる火を眺めながら思っていました。
僕もあの子らと同じだったじゃないか。何もできない状態からのスタートで、とにかく何をするにも恥ずかしかったじゃないか・・・。
自分なんかがここにいていいのだろうか?なんてことは、聞きあきるくらいに考えてきたじゃないか・・・。

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ほたる火に導かれ、第2部が始まろうとしています。
気持ちをリセットして、このメンツの中では自分は小童でたいそうなことなんて何もできないさ。でもお声をかけて下さったんじゃないか!ちょっとおどおどでも愛しているオカリナと今この場でやれることをやる以外にないじゃないか。そうやって転びそうになりつつも頑張る姿を、期待されているんだ(本当はそうじゃないと思うけど、今はそう思うしかないから)

そんな気持ちに切り替えて、再度ステージに赴きました。・・・とその時!続きはまた次回。
posted by えんじろう at 14:20| Comment(0) | LIVE Report | 更新情報をチェックする
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