2007年11月07日

やっと落ち着いた

ついにブログのデザインが安定してきました。
当初はeindowsの1コンテンツである「バイノーラル音景色」だけをここにアップしてゆくつもりでしたが、シーサーブログに総てをゆだねることにしました。多くのカテゴリーが作られたわけですが、今のところ中身のないカテゴリーだらけ…。これからぼちぼちアップさせてゆくつもりですので、よろしくです。

それにしても、デザイン作成ってやり始めると結構はまる。作成って言ってもスタイルシートをごちゃごちゃいじくって壊しているだけなのですが、子供の頃のブロックのおもちゃのようにはっきりしない完成像に向かって試行錯誤していくのは楽しい…。
そんな中途半端なやり方だったから、こんなに何日もかかってしまったわけですなぁ…。

そんなわけで、今日はこの辺で…。
posted by えんじろう at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

完成!

やっとブログの各種設定が完了という域に達しました。なんかこう、うれしいですね。トップページのブログ説明からも「構築途上」の注意書きを消し、いよいよ記事アップに専念できます。
しばらくの間は昔作った曲などを中心に、音楽部門を充実させていきたいと思うのですが…。既に私のサイト「eindows」にいらしたことのある方にとっては、知っているものばかりでつまらないかも知れません。
あっそうそう、昨日サーバ容量アップ願いを申請しました。今日仕事から帰って確認すると早速メールで申請が通ったことが知らされ、渡しの利用可能領域が200MBになりました。うれしい…

では、そんなわけで(どんなわけだ?)今後ともよろしくお願いします。
ラベル:ブログ
posted by えんじろう at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

2007年11月11日

予防接種

さて、今日は土曜日のお話をします。だったら昨日書け!なんて怒らないでくださいね。昨日は仕事の後すぐに実家に帰ってしまったので、今しか書けないのです。

土曜日は仕事がめちゃくちゃ厳しい日です。そんな仕事が終わりほっとして帰ろうとしたときです。突然インフルエンザの予防接種を受けるように指令が出ました。
生まれて初めてのインフルエンザ予防接種は、とても緊張しました。どのくらい痛いのだろう…。今晩熱っぽくなってうなされたりするのかなぁ…。そんな不安とは裏腹に、看護婦さんの手によって着々と準備が進んでいくのですね。
左手の袖をめくり、たっぷりの消毒液を塗られ…。うわぁ迫ってきた針の山(山じゃないだろ!)同僚の人には「痛くて叫んでしまったよ」などと脅かされるし、結局僕は臆病なので目をつむってしまいました。まず刺入時の痛みが来た!その後痛みが感じない状態があり、おそらく注入時にまた痛みが出た。
針の場所にテープを貼られ、無事に終了することができた。

昨日から一日経った今も、特に健康面には異常がなく過ごせている。もう僕の中でインフルエンザに対する免疫構築は完了したのだろうか?きっとサイト構築が完了してるから、こっちも大丈夫だろうな(根拠になってない…)
型が違えばインフルエンザにかかってしまいますが、ひとまずは安心できました。何がって勿論予防接種という恐怖が終わった事にですよ。
posted by えんじろう at 20:46| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

2007年11月13日

転がる時…

それでは早速、詩を書いてみようと思います。連詩なども大歓迎ですので、コメントに書き込んでやってください。



どうしようもない成り行きで、
事の展開が止められないことがある。
まるで転がってゆくかのように、
コロコロ転がる。


子供はあらがうすべもなく、
ただそのまま転がってゆく…。


大人は…
転がる方向をコントロールするもの、
逆らって必死で踏みとどまるもの、
様々だ。


どれがいいのかなんて誰も知らない。
後で振り返るか振り返らないかも自由なのだ。


ただふと思うことがある。

転がってゆくままの子供でも、
その顔が笑顔のこともある…と。




今朝目が覚めたときに思いついた詩です。昨日は嫌なことが重なり、だいぶ落ち込みました。もっと大人になるべきかなぁ…などとできぬ事を色々考えてしまったり…。まあ仕方ないですね、これが僕だと考えます。なんちゃって…
ラベル:大人 子供
posted by えんじろう at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

眼科へ向かう

今日は有休を取って電車で行かねばならない眼科に行ってきました。…と言いたいところですが、僕は入ってから1年経っていないので有給はなし!悲しいかないつもの給料より2万円減らされるわけですよ。3月になれば有休が取れるようになるらしく、減額が8千円ですみます(それでも痛いには痛いのですが…)そうなればもう少し頻繁に、通院できるような気がしています。

僕は緑内障を持っているので、本当は定期的に検査をしに行かなければなりません。今回は半年もほったらかしてしまったことになります。さすがに目薬を定期的にさしている状態なので、切れてしまってはやばいというわけですね。
予約の電話をすると、13日は16時でないと予約が取れないとのこと。いつも朝一番で行くのに、今日は昼前に出発と言うことになってしまいました。
やっぱり病院って緊張するんですよね。やることが予測できていても、朝からトイレに通っている始末です。

さて、病院の近くの駅に到着したのが14時少し前。昼食を取って病院に行っても、かなり時間がある…。駅で今度正月に実家に帰ったときにとお土産のお菓子を購入し、再び病院に入った。
眼科にいた時間は1時間半ほどだった。特に問題なく無事に終了となってほっとした。
しかし目薬の金額がほぼ1万円となり、そのとき重大なことが判明した!金が足りない!!ドラクエ風に言えば「お客さんお金が足りませんよ」って感じか?結局今ある有り金を払って、足りない分は後から郵送するという前代未聞の事態になってしまった…。恥ずかしい…実に恥ずかしかった。でも同時に薬局の親切な対応に感謝でき、更にネタとしては笑えることが体験できたとちょっと愉快な気持ちにもなりました。

こうして2万円減の(しつこい!)休日は、いつもの仕事帰りの時間に家に到着したのでした…。
posted by えんじろう at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

2007年11月15日

冬のファンタジー

このタイトルを見たら普通カズンの「冬のファンタジー」をコピーでもしたのかな?なんて思われるかも知れないですね。あんな大曲は、耳コピーをさぼっている今の僕にはとても無理です。暇だった頃でも、途中で断念しているんじゃないかなぁ…。
あの曲は本当に大好きな曲で、聞くのも歌うのもとんでもなく気持ちがよいと思います。でもね遠士朗君、デュエット曲って一人じゃ歌えないんだよぉ(うるさい!)
最近ずっとMDに入れて聞きまくってます。

さて、前置きはこのくらいにして(前置きだったのかぃ)ここからが本番です。
実は今朝白いご飯に野菜スープにサラダという実に…(混沌たる食事)を取った後、お腹の整理に牛乳を温めて飲むことにしたんです。電子レンジで30秒でちょうど人肌…。
さて!と口に一口入れたとき、突然「ゲホッ!」とむせてしまったのです!当然口に含んだ牛乳は拡散ビーム砲のごとく飛び散るわなぁ…。鼻からの突風にあおられて、コップの上澄みの牛乳も飛散するわなぁ…。

というわけで、もう自分の身の回りが牛乳まみれですわ。地面は勿論パソコン周りや机にスピーカと目につくところは拭いたのですが、僕の目じゃ余り当てにならない…。とにかく今帰ってきてくさいと感じることがないので、ほっとしています。
突然飲み物を飲むとむせる!まるでおじいちゃんのような症状ですが、結構あります。今後も気をつけなければ…。と言うことで、ある冬の朝の大冒険!まさに冬のファンタジーでした(曲に失礼だ!)
ラベル:カズン 牛乳
posted by えんじろう at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

☆ デスクトップを広げよう

このコーナー初登場の記事では、特に僕ら視覚障害者が喜べるかも知れないソフトを紹介させていただきます。
想像してください。良さそうなソフトがあったので手に入れて起動してみた。とりあえず設定してみようと設定画面を開くと、設定画面がディスプレイからはみ出してしまい、OKボタンすら押すことができない…。皆様はこんな経験ってありませんでしょうか?僕は結構あり、視覚障害者の中でも特に弱視の方は、経験があるのではないでしょうか?

最近のパソコンの画面解像度はディスプレイの機能向上によってかなり高くなってきています。解像度が高くなると、より細かな表現ができるようになる。1つ1つの点が小さくなるのだから、高解像度の方が画面を広く使えるんですね。その代わり…解像度を高くすればするほど、文字は小さくなってしまいます。
視覚障害者にとって文字が小さくなることは命取り…。しかし最近では高解像度化が当たり前になってきており、市販ソフトも動作環境の最低基準がどんどん高くなってきています。
解像度を上げずにデスクトップを広く使えたら弱視者にとってこれほど有り難いことはないということで、今回はそんな夢に近づけてくれるソフトをご紹介させていただきます。

ソフト名:Win広場 DL Link
作者様サイト:しめ Link

このソフトはその名の通り、Windowsのデスクトップを広く渡り歩くことができるソフトです。ただし対応しているのはWindows2000,XPですのでご注意下さい。

特にインストールする必要はないので、実行ファイルをスタートアップなんかに入れておくと便利かも知れません。
使い方は簡単!まずは起動します。上で前置きした画面からはみ出てしまうソフトを立ち上げてみましょう。やっぱりはみ出ていますね(ダメジャン)いえいえこれからです。表示が画面からはみ出ている状態でCtrl + Shiftを押してみましょう。押してる間だけマウスカーソルが十字矢印になりませんか?この状態でマウスの左ボタンを押しながら移動すると、画面の領域が移動します。つまり解像度の設定が低すぎて見ることができなかった設定画面などの全貌が拝めるようになるわけです。もちろん手の届かなかったOKボタンだって押せます!

というわけで、これをどんどん活用して目に優しいデスクトップライフをお過ごしください。
posted by えんじろう at 22:53| Comment(2) | TrackBack(0) | Archive | 更新情報をチェックする

2007年11月18日

時ゼロ号

以前サイト運営をしていたとき、僕は音楽本と称して小説まがいのものに短いMIDI音楽を付け加えたページを公開しておりました。そんな中でも僕の自称自信作をご紹介させていただきます。
実はこれ時の忘れ物というオリジナル音楽と連動した話しになっています。良かったらそちらもお聞き下さい。

今、列車は走り出す…。叙情という汽笛を鳴らし、貴方の元を目指している…。

制作日時2005年1月

僕の部屋のすぐ横には、線路がある。毎日大きな音を立てて電車が通っていく…。それは何気ないことであり、また当たり前の現象だった…。

暮れも押し迫ったある日、僕は列車の音に目を覚ました…。その列車はぐんぐん速度が落ちていき、僕の部屋の裏手の線路の辺りで止まった。時計を見ると午前0時…。なぜこんな時間に列車が?
僕の部屋のすぐ横を走る列車は、夜10時が終電車となる。こんな時間に列車の音を聞くのは初めてだし、あり得ないはずだ!しばらく布団の中でその様子に耳を奪われていたが、列車は全く発車する気配を見せない…。ただ静かに、待機するエンジンの音のみ響いていた…。

この列車は、僕を待っている!僕が乗らない限りは、決して発車することがないのだろう…。なぜかそう確信した僕は、その列車を見てみようと思い立った。なぜか腕時計をしてパジャマの上に一枚はおると、僕は部屋の窓を開け放った!列車はそこにたたずみ、黄色い車窓をこちらに覗かせている…。中にはいくつもの黒い人影が伺える。それを見て少し安心した…。次に先頭から最後尾を眺めようとした…が、列車は果てしないほど長いらしく前も後ろも見渡せなかった…。
時計は相変わらず0時を指す…。

僕は何を決心するでもなく、ただ自然現象のようにその列車に吸い込まれていった…。僕がこの列車に乗ることは当たり前のことらしい…。それが証拠に、僕が乗ったらすぐ列車の扉が閉まり、ゆっくり…ゆっくりと走り出したのだ…。



僕は扉の閉まった電車内で、しばらくたたずんでいた。列車は小さく揺れながら、ゆっくりゆっくりと進んでいるようだ。夜中のことだから、車窓からはただ真っ暗な闇しか見えない…。しかし電車内は黄色がかった灯りがこうこうと照らしているのだった。
僕はしばらくじっとしていたのだが、だんだん不安にもなってきた。そこで、この列車内の様子を探ることにしたのだ。そういえば列車を外から眺めたときはいくつもの人影が見えていたのに、列車に乗ってからは誰の姿も見ていない…。どうしてだろう…?よし、まずは人を捜そう…僕はひとりでつぶやきつつ、広大な列車内をうろつき始めた。

とりあえず先頭車に向かって1両…2両…3両と進んでいく…。そういえば今頃気がついた!この列車にはなぜかいすという物がないではないか…。いやまてよ、さっきまではあったような気もする…。
「必要なくなったんじゃろう?」
後ろから突然、老人のようだが太いまとわりつくような声が響いた…気がした…。驚いてすぐ振り向いたのだが、そこには誰もいない…。そういえば前の車両に行くに連れて、列車内にゴミが多くなっているなぁ…。わたぼこりの大きいような物が、ここにもそこにも散らばっている…。色も見た目も、まるで羊の毛のようだ…。僕は再び先頭車両を目指して歩き出した。

やはりそうだ!わたぼこりの両は次第に増えていく…。しかも風にあおられるのか、大半は前の車両に向かって転がっているではないか…。
列車は走り続けている…。停車駅という物がないのか?そう思えるほど長い時間が過ぎているように感じる…。ぶつぶつ考えつつ次の車両の扉に近づいたとき、そこに人影を見つけることができた!でも待てよ!またさっきのように、扉を開けたら誰もいない…なんて事が起こると嫌だなぁ…。そんなことを考えたからだろうか、人影は扉も開けてないのになくなっていた…。
でも僕はこれで、何か判ったような気持ちになった!そうだ、とにかく前の車両に行けば、誰かいるに違いない…と。そして何かを追いかけるような勢いで、散らばったわたぼこりの上を先頭車両目指して進んでいった!すると…そこには数人の人影がある車両があったのだ!



急いでその車両に飛び込み、そこにいた若い青年に話しかけてみる…。

「あ、あのぅ…」
「わっびっくりした!この列車に人が乗っているなんて…。」
「どういうことですか?この列車は貨物列車か何かだったのですか?」
「そんなこと聞かれても、僕もさっき乗ったばかりでね。何だか判らないのですが、突然この列車が僕の目の前で停車したんですよ。」
「そうなんですか…。いや、実は僕も同じ様なことなんですよ。僕が乗ったのはもっと後ろの車両で、とにかく人影を探して前へ前へと進んでいったんです。」
「それで僕を見つけたんですね?僕は貴方よりもだいぶ後に乗車したのでしょう。まだこの車両の中しか見ていないんですよ。」
「あっそうだったんですか。それにしてもこの列車、掃除が行き届いてないと言うか…。あちこちゴミだらけで困ったものですよね?」
「この車両にもたくさんありますよ。でも僕は何となく思うんですけど…。このわたぼこりたち、もしかしたらこの列車の乗客だったり…なんてね。きっとこんな境遇に置かれて、僕の精神がおかしくなったのでしょう…。」
「いやいや、そんなことは…。実は僕、さっき移動しているときに後ろから声をかけられたんですよ。でも振り向いてもわたぼこりしかなくて、まさかこいつがしゃべったんじゃ…なんて考えてしまいましたよ。あまりに不思議なことが多いから、きっとおかしくなったのかな…なんて思っていたんですよ。」
「そうなんですか…。いやお互い困ったものですよね。それで、これからどうされるおつもりですか?」

そういえば、これからどうしよう…。それにさっきまで数人いたと思っていたのに、青年以外の人が見あたらない。僕は改めて不安を感じた。やはりここは、とにかく先頭を目指して運転手の姿を見る必要がある…。何となくそう思った僕は…
「えぇ、とにかく先頭を目指して進んでみます。運転手に聞けば、この列車の行方も停車駅も判るはずですしね。どうです?貴方もご一緒に。」
「えぇ、でも僕は最後尾を目指してみようと思っていたんですよ。そこに行けば車掌がいるはず、そこに行く途中でも会えるかも知れない…。そう思いましてね。」
「そうですか、とにかくお互いいい結果が出ると良いですよね?」
「まったくです。そういえば、もうこの列車は何分くらい走り続けているんでしょうかねぇ。」

僕は0時に乗ったことを確認してるから、考えてみようと時計に目をやった。時計はまだ0時ちょうどを指している…。まさかこの列車が来た瞬間から、時が止まっているのか!そんなバカなことはないか…。きっと時計が壊れているんだろうな。それにしても…そうだ、彼の時計を確かめてみれば良いんだ。
「ちょっと君、時計を…」
と言いかけて、ふと声をのんだ。そこには誰もいないのだ!ただわたぼこりが沢山落ちているだけ…。しかもちょっと増えているような…。まさかあの青年が…!いくつか後ろの車両に向かい進んでいくわたぼこりを見つけた僕は、それを夢中で追いかけた!



後ろに流れていくわたぼこりは、僕が慌てていたため開けっぱなしになっていた扉を抜けて、後ろの車両へと進んでいく…。追いかけようと走りかけた私が、更に後ろの車両に目を凝らすと、そこには灯りがついていない…。辺り一面の真っ暗闇が、こちらに向かって進んできているようにも思う…。強い恐怖感に足がすくんでいるうちに、あのわたぼこりは闇に取り込まれていった…。
僕は大声を上げた!すると足のすくみが取れ、とにかく先頭車両目指して走った!力の限り、わたぼこりを踏みしめ、わたぼこりをかき分け、わたぼこりの中を泳いでいくように…。とにかく無我夢中だ!あの闇に取り込まれてしまったら…。どうなるのか判らないのに、とにかく底知れぬ恐怖にかられる。後ろを振り返ると、闇の姿は見えなくなっていたが、とにかく走り続けずにはいられなかった…。

「また会ったな!」
見ると頑強そうな老人が、僕と同じく先頭車両の方に向かって悠々と歩みを進めている。その声には聞き覚えがある…。そうだ!ずっと前の車両で声をかけてきた、あの太くてまとわりつくような声だ。だが僕はわたぼこりの中を泳ぎつつ、その老人の横を通り過ぎようとした。

「はははっ、そんなに慌てることはないぞ。あの闇はそんなに早くは迫ってきやせん!」
その言葉にほっとした僕は、老人と歩調を合わせることにした。
「そうじゃそうじゃ、何事も順序には従わねばならんものじゃ。わしはあの闇と同じ速度で進んでおるのじゃ。だから闇に取り込まれることもない。」
「先頭車両に辿り着くこともない…そういうことですよね?」
「はははは、なかなか面白いことを言う…。じゃがそれはすこし違うのぅ。」
僕は核心をついたつもりで言ったのに、それを否定されてちょっと腹が立った…。
「ならあんたはなんで歩き続けるんだ?だいたいあんたはいつから歩き始めてるんだ?」
「わしか?わしはかれこれ70年は歩き続けておる。人の心がそれを望んだのだろうな。」
「人の心が…だって?これではなんのために歩いているんだか、さっぱり判らないじゃないか!だいたい人の心がって、どういうことなんだ?その人って誰のことなんだ?」
僕は発狂しているように老人に当たり続けてしまった…。老人は歩みを止めた。僕も慌てて止めた。

「見てみるんじゃ。さっきお前と話していた青年は、あの闇の中に消えた…。」
「青年じゃなかったんだ!あれはわたぼこりだった。僕はわたぼこりにだまされていたんだ!ひょっとしたらあんたもそうなんじゃないのか!」
またやってしまった…。いらいらしているせいで、老人に当たってしまう…情けない…。そう思っていると、老人が優しそうな声で言った。
「お主は本気でそう思っているのか?良いか、わしの目では今のお主が人の姿をしている。きっとお主の目にも、人の姿をしたわしが写っておることじゃろう。わしは何度もお主のようなもんを見ておるからな。」
「あんたは、本当は違う姿だって言う…ことなんですか?」
「わしは70年も前からここにいるうちに、自分の姿など忘れてしまったのじゃ…。」
老人はそういうと、再び歩き始めた。僕も迫ってくる闇を見て、慌てて歩き出した。70年…か。
「そういえば、なんであんたは70年いたって思うのですか?」
「それはわしが乗った車両から70年後の車両に、お主が乗ってきたからじゃよ。なぁに、ほれそこの扉の上、停車駅の表のところに書いてあるじゃろ?」
老人がそういうので、僕は次の扉の上の方を見てみた。そこには僕が乗った日付と4時30分という数字が書かれている。
「これじゃあ僕がどのくらい乗ってるか、しか判らないじゃないですか?」
「そうじゃろう。じゃがその版は見る人によって違う物が見えるんじゃ。それでわしはここが70年目だと判った…。」

ここが…とは?



老人は静かな口調で言った…。
「もう70年もこれに乗っ取ると、色々と判ってくるものでな。わしがこれに乗ったのは、戦時中のことでな。突然の空襲から逃げているとき、わしの父と母が目の前で死んだんじゃ!幸いわしは一命を取り留めたが、両親が目の前で死んだことを思い出したとき、この列車が来た!」
「なぜ貴方は乗ったんです?」
「なんとなくじゃ。乗るのは当然のこと、乗って当たり前という感じじゃったのぅ…。それから色んな人を見て、色んなものを見て、わしなりに色々考えていったのじゃ。」
「この列車のこと、他にも何かご存じなのですか?」
「全てはわしの奥底の話じゃがな。わしもお主も、人々の心の断片にすぎんのじゃ。人々の体験した、色々な記憶…。それが時代という大きな流れに沿って走るんじゃ。この列車はそんな時代と言うときの線路を、人々の心と並行して走る記憶の運び屋じゃないかと思うのじゃ。」

僕ははっとした!実は僕も列車が来る前に、忘れられないほどの大きな出来事を体験していたからだ!
「それじゃあ僕たちは単なる記憶で、現実の時の中では僕も貴方も生き続けているのですか?」
「わしはそう思っておる。現実のわしが死んでも、人々の心にわしのこと、戦争のことが残っている限り、わしもここに存在し続けるのじゃろうと思っとる。」

「あのわたぼこりは…。あの青年も人々の記憶だった。あの青年はもうこの世にいないのですか?あの青年は、もう誰からも忘れ去られた存在になったって事なんですか?」
「あの青年は自殺した!もうずっと前から行方知れずだったのだろう…。だから死んで知らせを受けた直後から、人々に忘れ去られた…。わしの感がそういっとる。それに、青年も忘れて欲しかったのじゃろうな。だから車掌を捜しに闇の待つ後ろの車両を目指した…。」
「そんな…。でも僕がいる!僕はあの青年のことをはっきりと覚えているのに、なぜ?」
「それはお主が既に、人間から抜け出した記憶のわたぼこりそのものだからじゃろう。どうすることもできんのじゃ。わしらはこうして、現実の人々の心のままに生かされ殺されるんじゃろうて…。」

「最後にもう一つ、聞いて良いですか?」
「なぜ貴方と私と青年は、互いの姿がわたぼこり以外に見えたのでしょうか?」
「それはわしにも判らんのぅ。もしかしたら、わしとお主と青年が、皆共通する感情の元に生成された記憶じゃったのかもしれんのぅ…。」
そういう老人の姿は、ちょっと疲れた様子だった…。歩く速度が遅くなった気もした…。僕は励まそうとも思ったが、これが現実社会がもたらす現象だったらと思うと、手が出せなくなった…。僕はこの話を他の人にも伝えようと、前に向かって歩みを進め始めた。現実社会の僕にも、この話が届けば…などとも考えながら…。

闇は相変わらず、同じ速度で後ろの車両から迫ってきていることだろう…。




そんな具合で、不思議なお話でした。実は私の家のすぐ裏を電車が走ってまして、10時半が終電の到着時刻なのです。でもその日は11時過ぎに電車の音がした!この話はそのときに原型が浮かびました。後で親に聞いてみたところ、点検車じゃないか…それだけの話でした(笑)
当時の自分の精神不安定さが伺えるわけですが、そんな不安定な感じが少しでも伝われば幸いです(人を不安にして幸いとは何事じゃ!)
posted by えんじろう at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

日曜は掃除の日

僕は現在アパートを借りて仮住まいっちゅうもんをしているわけです。借家を借りる時点で決めていたことがあります。それは敷金を1円でも多く戻ってくるように、とてつもなく部屋を綺麗に使うと言うことです。おかげさまでその計画は順調に進み、現在でもかなり綺麗(自己評価)と思われる状態を維持しています。

大切なのは汚さないことと、汚れを関知したらすぐに掃除すること。前者は普段から気をつけるべき事ですが、視力障害があると汚れていても気づかないことが多々あります。これをカバーするには定期的に掃除を行う以外にないんですよね。
面倒くさいけど、休日は用がない限り必ず布団カバー干しと部屋の全面掃除をしています。

今日も勿論掃除を…する予定でした。いつも午前中にするのですが、どこぞのシーサーブログをいじっているうちに午前中が終わってしまった…。お昼も作っていなかったのであわてて作り、食べ終わったのは14時頃…。
観念して掃除を始めましたよ。そして今に至っているというわけですね。
そんな休日でも、僕にとってはとても貴重な一日です。まぁそんなわけで、何にも中身のない日記でした。今日はもうオカリナを吹きに行く時間もない…。

出て行くとき、敷金少しでも戻ってくるといいなぁ…。
ラベル:休日 掃除 生活
posted by えんじろう at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

2007年11月19日

便座カバー

先日の土曜日は、週に一度の食料買い込みの日でした。
仕事帰りでは買い物すると遅くなってしまうので、いつも土曜か日曜にまとめ買いするしかないのです。ただ土曜日に買い物をすると、品揃えは良くない分ポイントが5倍という得点があるんですね。ポイントも結構馬鹿にできないものです。土曜日の買い物では消費税分が還元されることになるんですからね(主婦か!)

今回はかねてから計画していたことがありました。トイレの便座カバーを購入しようと決めていたのです。
現在地に越してきてから1年2ヶ月になろうというのに、それまでずっと便座は裸でした。それで良いと思っていました。しかしまた去年のようにトイレの度に身震いすることを考えると、何か進歩を感じたくなってしまったのでしょうね。
恥ずかしいけど店員さんに尋ね、場所を教えて貰いました。僕の部屋にはルールがあって風呂関連のタオルは黄色、台所関連は青、トイレ関連は緑としているんです。当然便座カバーは緑と言うことになりました。結構洗った後の仕分けで便利ですよ。

さて、便座カバーを買ってからトイレの時間が幸せにすら感じるようになりました。何せ全然冷たさを感じません。それどころか座った直後に自分の体温が跳ね返り、ちょっと暖かく感じるほどです。
こんなにいいものなら、去年のうちから購入すれば良かった…。しかし今こうしてリッチなトイレを演出してくれているのだから、それでよしとしましょうか…。

と言うわけで、またまたどうでもいいトイレのお話でした。めでたしめでたし…。
posted by えんじろう at 22:27| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

2007年11月21日

SONYにアフタータッチ!

現在僕が使用しているMDはHi-MDというMDの比較的新しい企画に対応したMZ-RH10と言う本体です。Hi-MD企画に対応した録再機の中では、唯一アナログ録音ができるポータブル機でした。生音を録音してみたかったので、迷わず購入したのです。

従来のMDに録音していた頃は、余り気にならずに使っていました。しかしせっかくHi-MD対応機なのだからHi-MD専用メディアを使ってみたくなるものですよね。
実この本体、以前のバイノーラル環境音でも書いたのですがHi-MDメディアではポータブル録音に対応していなかったのです。電力不足に陥ってしまい、録音が停止してしまうのです。
現在ではその辺が改善され、使い勝手もかなり改善されたらしいMZ-RH1がリリースされています。何で後から出てきたくせに1なんだろう…。もしかしたらHi-MD対応ウォークマンは、これでおしまいという暗示なのだろうか…。おそらく近い将来このRH1を購入することになると思います。

それで本題なのですが(ここからなのか!)
先日初めて買ったHi-MD専用メディアの3枚セットなのですが、そのうち1枚が不良品だったのです。1枚700円近い高級品なので、とてもじゃないけど泣き寝入りする気になれず、今日の昼休みに販売元へ電話しました。
販売元はMD本体と同じSONYです。SONYと言えば初期不良品SONYタイマーなど、嫌なイメージが多い僕。しかしHi-MDの音質は高音も綺麗だし、華って1年半くらい経つ現在も故障していないので気に入っています。

さて、電話をしてみると悪い固定観念とは裏腹に、丁寧な対応でした。担当者がいなかったとのことで、またかけ直してくれることになりました。かけ直すのにこちらの都合の良い時間帯にあわせてくれると言ってくれたので、ちょっとうれしかったです。指定した19時から20時の間は、風呂を後回しにして夕飯作っていました。
電話は家に到着した19時にすぐかかってきて、早速話を進めました。意外にもあっという間に商品を交換してくれることが決まり、後は新品が届くのを待つばかり…。
何でも不良品の検証をしたいので、同封される返信用封筒に不良品と思われるMDを入れて送り返してほしい…とのことだった。本当に検証なんてするのでしょうか?一応名目としていっておいて、結局こちらがずるしてMDをただで手に入れることを防止する目的で、実は到着したらすぐ捨てちゃうんじゃないか…?

僕はいつからこんなにひねくれた人間になってしまったのだろう…。余計な想像をすればするほど、自分の醜さをかいま見てしまう、そんな今日この頃でした…。SONYさん、疑ってごめんなさい。まぁとにかく何が言いたいかって、SONYさんのアフターサービスは結構良かったと言うことであります。

虚しいから僕、寝る!
posted by えんじろう at 21:39| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

2007年11月22日

イルミネーション

さて、早いものでもうクリスマス…の1ヶ月前となってきたわけですね。僕にはまるで縁のない聖夜ですが、そんなことはお構いなしに、駅前通には色とりどりのクリスマスイルミネーションが輝いています。
青色発光ダイオードに加え、白色発光ダイオードが目立つようになり、イルミネーションもとても美しいと思えるものになりました。ダイオードだから、電気代も少なくてすむのだろうか…。

そんなイルミネーションの数々を、仕事帰りのバスに乗りながら眺めていました。そしてふと浮かんだ句(句でいいのだろうか?)



クリスマス

一月前の

街の夜

電飾写す

手前の頭



どうにも…失礼しました。明日から3連休という人も多いのだろうか?駅前もバスの中も、いつもより人が多いような気がしました。
posted by えんじろう at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

2007年11月23日

1万5千円の買い物!

記事のタグを書き込んでいて疑問になりました。いったい僕は何を書きたいんだろうか…と。
今日は久々に祝日で休めます。明日は仕事だけど明後日は日曜で休み。週に2度休日があることは、とても幸せに感じます。

そんな休日の今日は、午前中はブログをいじっているうちに終わってしまいました。あと朝昼2回分のシチューを、初めて作りました。朝はちょっとうすく感じたけど、昼には煮詰まってちょうど良くなってました。
午後はかねてから計画していたのですが、冬着を買いに出かけました。去年の冬は買ったり貰ったりしてから3年以上たったものを組み合わせて、何とか使っていたのです。しかしそろそろ服はよれよれ、ズボンは穴が開きかけてきました。さすがに客商売でこれだとまずいと気が付いたわけです。

いつも食料を買いに行く総合ショッピングセンターで、靴とズボンとパジャマの上にはおるものを買うというのが予定です。
店員さんにずっと付いて貰い総ての品物をそろえたわけですが、何か着るものって自分のサイズといちいち合わせないといけないのが面倒ですね。これでもう数年買わずにすむだろうと思うと、何か気が楽です。大切に使わないと…。
この時点で1万円の買い物となってしまいました。だがただでは払わない(いやただなら払う必要ないでしょ!)…今日は何を隠そう店のイベントで、洋服などの日用品はポイント10倍の日なのです。おかげで千円分のポイントを手に入れることができました。
でもポイントって気をつけないとね。我々はポイントを稼ぐために買い物をするのではありません。目的があって買ったらポイントは後から付いてくるものなのです。

さて、残りの5千円お米です。実際は3900円なのですが…。
先ほどお風呂から出て米を炊こうとしたら、残りが今日で終わってしまうことが判り大あわてで注文しました。車に乗れない僕は、配達してくれるお米やさんを探していつもそこに頼んでいます。
そのお米やさんは個人の店で、とても話しやすいんです。今日も「最近寒くなりましたねぇ」からスタートしました。明日でも良かったのだけど、今日持ってきてくれると言ってくれたのでラッキー!更に大根を貰ったからくれると言われました。僕もすかさずを貰ってもらう事にしたんです。何でって昨日職場で柿を大量に貰い、とてもじゃないが一人では食べきれなくて困っていたのです。

うーんなんだか、ちょっとしたわらしべ長者になった気分ですね。それでは今日はこの辺で…。あぁ、元々は買い物合計額が1万5千円になったって話しでしたね。…忘れてた。
posted by えんじろう at 19:18| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする

2007年11月24日

★ 究極のMIDI音源を手に入れろ!

さて早速ですが、あなたは今のMIDI音源に満足していますか?
今回はこの質問にうなずくことができない人必見の内容です。なんと無料で進化する音源SoundFontを手に入れる方法をご紹介します。


はじめに


WindowsPCを購入すると、たいていの場合Microsoft GS Wavetable SW Sythと言う音源が搭載されていることと思います。ところがこの音源は、正直言って「とりあえず一通り再生できれば良いや」という程度のものなのです。
同じmidiデータを再生するにしても、音源が変わるだけで格段にイメージが変わるものです。

そんなわけで、これから貴方のPCのmidi音源をお金かけずにアップグレードしようではないか…というのがこのコーナーです。この手の断片的な情報は沢山あるのですが、ある程度知識があることを前提に書いてあるサイト様が多く、私のようなものではなかなか入り込めない状態でした。そこで、ここではとにかく丁寧に解説していこうと思います。

手順としてはSoundFontと呼ばれている音源ファイルと、それを利用してMIDIを再生するTiMidity++というソフトを入手します。
更にそれを標準MIDIデバイスとして使えるようにするMIDI Yokeと言うすばらしいソフトの導入までを解説していきます。


SoundFont規格とは?


いきなりSoundFontって何じゃそりゃあ!と言うことになりますよね。これはMIDIをならすのに必要な音源の1規格です。
SoundFontのすごいところは規格に沿って誰もが作って公開できるという自由さでしょう。そしてそういうものがあると必ずとんでもないものを作って公開している素晴らしい方々がいらっしゃるものです。そこで我々はそんな方々が無償配布しているサウンドフォント用の音源を拝借し、ハッピーになろうと言うわけです。

さて、SoundFontという規格ゲーム機本体だと思ってください。つまりこの規格に対応したゲームソフトをはめることで、初めて音が鳴るのです。ゲームソフトに当たる部分はSoundFontファイルと言われるもので、拡張子はSF2です。

またSoundFontはゲームソフトのように着せ替えできるのみならず、重ね着の能力も持っています。白の長袖の上に緑の半袖ジャケットを羽織れば、ジャケットの足りない袖の部分はになりますね。基本的な音源をまず着せて、その上に別のピアノのみの音源を羽織らせても、ピアノ以外の音はちゃんと基本的な音源の方で再生できるっちゅうすぐれもの何ですね。
さぁ、これを使って貴方の音源をアップグレードしようではありませんか?


SoundFont対応プレイヤーを入手しよう


それではまず、ゲーム機本体に当たるSoundFont規格に対応したプレイヤーTiMidity++を入手しましょう。

ソフト名:TiMidity++ (Experimental version) DL Link
遠士朗初期設定版:TiMidity++ (遠士朗初期設定版) DL Link
補足:開発者様のサイトでTiMidity++をダウンロードできますが、遠士朗初期設定版では、MIDIファイルを開けばすぐ音が鳴ると言うところまで設定してあります。よろしければお使い下さい。

手に入ったら、これをなるべくC:\などのルートディレクトリに解凍し、TiMidity++フォルダにあるtimw32g.exeを起動して下さい。これが実行ファイルなので、右クリックしてショートカットとか作っておくと楽ですよね。起動したプレイヤー上にmidiファイルをドラッグ&ドロップすると音が鳴るはずです。

TiMidity++の起動時の画面です

もし鳴らない場合はプレイヤーを再起動してみて下さい。それでも鳴らないときは、設定→詳細設定のプレイヤのタブにある設定ファイルと言う所に「set.cfg」と出ているか確認して下さい。出てなければ書き換えて下さい!

遠士朗初期設定版ではAspirin-Stereo.sf2という約5.5MBのSoundFontファイルが鳴るようになっています。とりあえず飽きるまで、この音源をお楽しみ下さい。


SoundFontファイルを手に入れよう


Aspirin-Stereo.sf2はもう飽きてしまった!そんなあなたは次のステップにどうぞ…。では次はゲームソフトに当たるSoundFontファイルを手に入れましょう。
このSoundFontファイルは、音質により100KB程度のものから300MBと言う大物まで、様々なものが存在しています。そしてSoundFontファイルはメモリーに呼び出して使うため、貴方のPCメモリーの空き容量とのバランスが大事になります。

まず最低限必要なのはセットもの音源です。これはMIDI規格であらかじめ決められている音色配列に従い、最低128音色とリズム体を含む音源を1つのファイルにしてあるものを指します。
ここで言う優秀な音源は全体としての音色や音量バランスが良く、どんな音楽にも対応できるものを指します。

サイト名:HID HomePage Link
概要:大容量のセットものSoundFontファイルを、解説付きで紹介しておられます。親切な対応がうれしいサイトです。紹介されているタイトルをクリックするとダウンロードページに飛べますが、SoundFontファイルが大容量でリンク先サーバが込んでいることも多くなかなかダウンロードしにくい所もありますので、気長に試みましょう。

サイト名:Allanah's Web Pages Link
概要:国外サイトで英語ですが見た感じで頑張って下さい。こちらのSoundFontファイルは低容量のものが多く、すんなりダウンロードできます。容量が小さいものにも驚くほどいい音のものがありますので、是非自分にぴったりのフォント探しを試みてみて下さい。軽快なBGMも最高!

続いてご紹介するサイトは、先ほどのセットものに加えて重ね着をする際に便利と思われる単体もの音源です。こちらは楽器毎のSoundFontファイルが単独で入っているものなので、楽器番号が所定の場所にセットされてないものが多いです。完成されたmidiを聞くのに使いたいという方にとっては、余り向いていませんのでご注意下さい。

サイト名:Today's SoundFont Link
概要:多くのSoundFontファイルを辛口コメント付きで紹介しておられます。素早い更新が特徴のサイトです。

サイト名:hammer sound Link
概要:国外の有名らしいSoundFontファイル公開場です。英語表記でシェアウェア扱いのものもあるようです。人気が高いのかとても込み合っておりますので、とにかく気長に頑張りましょう。


SoundFontファイルを解凍しよう


SoundFontファイルは独自の圧縮ソフトで圧縮されていることがあります。ダウンロードしたファイルの拡張子がSF2になっていない場合は、次の解凍ソフトを使って解凍してください。

圧縮ファイルの拡張子:sfArk DL Link
手順:英語サイトですが、左のフレームにあるsfArkを選び右のフレームのやや下の方にあるDownload sfArkというリンクからダウンロードできます。その後インストールを行うと、圧縮ファイルのダブルクリックのみで解凍できるようになります。

圧縮ファイルの拡張子:sfpack DL Link
手順:入るといきなりダウンロードできます。その後インストールを行うと、圧縮ファイルのダブルクリックのみで解凍できるようになります。


音源を着替えさせてみよう


ではいよいよ、入手したSoundFontファイルをTiMidity++に組み込んでみましょう。

まずTiMidityフォルダ内のSoundFontフォルダの中に、変更したいSoundFontファイルを入れます。その際ファイル名にあるスペースをアンダーバー(_)などに変更し、できあがったファイル名をコピーしておきましょう(後々役にたつんですぜ…)
次にtimw32g.exeを起動し、設定→詳細設定のプレイヤのタブを表示します。

TiMidity++の設定画面

編集というボタンを押すとset.cfgファイルがメモ帳で開かれ、そこにたった一行「soundfont "SoundFont⁄*.SF2"」と書いてあると思います。その中の*.SF2の部分は現在の状態によって違うわけですが、この部分をコピーして置いたファイル名にすり替え保存して終了します。更に詳細設定のOKを押し、timw32g.exe再起動しましょう。

さあうまくできたでしょうか?うまくいかないときは、気軽にコメントなさってくださいね。


重ね着をさせてみよう


では今度はSoundFontファイル重ね着の方法です。まるで上着を羽織る気分で、セットものSoundFontファイルの上に気に入った単体ものSoundFontファイルを重ねる事ができるのです。

やり方ですが、当然セットものとそれに重ねたい単体ものSoundFontファイルを用意しましょうね。
音源を着替えさせてみようの時と同様TiMidityフォルダ内のSoundFontフォルダの中に、セットものと単体ものSoundFontファイルを入れ、ファイル名のスペースをアンダーバー(_)などに変更しておきましょう。
またtimw32g.exe設定→詳細設定のプレイヤのタブにある編集ボタンを押しメモ帳を編集します。

soundfont "SoundFont⁄セットものフォント.SF2"
soundfont "SoundFont⁄重ね着フォント.SF2"
と言う感じで

soundfont "*.SF2"の形式を改行毎に繰り返せば良いだけなんです。単純に肌着から順に重ねていくってだけのことですね。後はそれを保存し、timw32g.exeを再起動すればしっかり組み込まれます。

どうでしょう?おしゃれは成功したでしょうか?因みにこのcfgファイルの設定内容は最も簡単な設定方法だと言うことです(何せ数行だけですしね)本当はここに各音色のボリューム調整や、音色毎に違うフォントを当てはめるだとか色々設定できるらしいのですが、私はそこまで判っておりません。
これではものたりんと言う方は、更に専門的にサウンドフォントを扱っておられるサイト様を探して下さいね。


Windows標準デバイスとして組み込もう!


ではいよいよ最終コーナーです。これまでお伝えしてきたのは、総てTiMidity++内のtimw32g.exeが起動して、初めて再生できるという方法でしたね。これだとダウンロードしたMIDIファイルは再生できますが、ネット上でダウンロードできない状態になっているMIDIファイルやゲームのBGMとして流れているMIDIファイルはSoundFontファイルの音源では再生できないことになってしまいます。
そこでここではTiMidity++を利用してSoundFontファイルをいつでも使える標準MIDIデバイスにしてしまう方法をご紹介します。
ただ常にSoundFontを使うと言うことは、その都度パソコンのシステムに負荷を与えることです。動作が遅くなるなどの不都合が出る可能性もあるというのは、ご理解下さいね。

ではまずWindowsからTiMidity++にMIDI情報を運んでくれるフリーのMIDIデバイスMIDI Yokeをインストールします。

サイト名:MIDIOX DL Link
手順:英語ページで緊張するかも知れませんが、まず左フレームのMIDI Yokeをクリックします。次に右フレームのDownloadをクリックし、Windows2000やXPならMIDI Yoke NTを、95や98ならMIDI Yoke 9xをクリックしましょう。

インストール:ダウンロードしたファイルがインストーラになっていますので、ダブルクリックしたらNext→Next→Next→Closeと進みます。

では最後にTiMidity++MIDI Yokeを連携させます。
TiMidity++フォルダにあるtwsyng.exeを起動しましょう。画面右下のタスクトレイ(トイレじゃないよ)にTiMidity++アイコンが出たはずです。これをクリックし、出てくるメニューの設定をクリックします。
TiMidity++の設定と同じ画面が出ると思いますが、一番右にシンセサイザというタブが追加されているはずです。

TiMidity++の設定画面シンセサイザのタブ

まずポート数が2でポート0と1にMIDI Yoke 1と2が当てはめられていることを確認します。続いてシンセを自働で開始するにチェックを入れておきましょう。こうすればtwsyng.exeの起動と同時にMIDI再生が可能な状態になります。

それでは最後にコントロールパネル→サウンドとオーディオデバイスMIDI音源の再生の所でMIDI Yoke ** 1を選択しましょう。

Windows サウンドとオーディオデバイスの設定画面

ここでWindowsを再起動すると、安定して使える状態になると思います。
また常にSoundFont使うのであれば、twsyng.exeへのショートカットをスタートアップに作ると良いです。


大変お疲れ様でした。これで総ての設定が終わりました。あなたのMIDI環境が格段に良くなることをお祈りしております。さよなら…。
posted by えんじろう at 18:36| Comment(18) | TrackBack(0) | Archive | 更新情報をチェックする

2007年11月27日

暖かい日々

ここ3日ほど、明け方から10月並みの暖かさが続いています。12月が迫っているなんて、信じられないような状態です。でもそれも今日まで。月曜の予報では明日から寒さが戻るらしいです。
さて、そんな今日は日曜日の日記を書こうと思います(そんなのおかしいやろ!)

ぽかぽか陽気の日曜日は、勤労感謝の日に部屋の掃除等をしてしまったおかげで何もやるべき事がないという、とってもベストな状態でスタートしたのでした。まさにこれが本当の休日だ!なんて喜んでいるうちに、午前中がすっ飛んでしまった。

午後になってかねてから決めていた通り、家の近くの遺跡に向かった。その遺跡は縄文時代だかのものらしく、公園としての顔も持っています。ぽかぽか陽気の日曜日は、散歩を楽しむおじさんやおじいさんが行き交っていました。
僕がお気に入りのベンチに到着した頃は、当たりに人影はなくなりしんと静まりかえっていました。まさに狙っていたのはこういう状態!すかさずオカリナを取り出し、過去のオリジナル曲のカラオケバージョンが入ったMDを準備!それから1時間半という長きにわたり、馬鹿みたいにオカリナを吹きまくっていました。

気持ちいい!こんなにいい気分で時間を過ごしたのは、久々だった気がします。いつもはイヤホンなしで吹くのですが、今回はカラオケに合わせて吹いているので周りの音が聞こえない。それは周りの状況を気にしない(騒音公害お構いなし)の練習だったので、なおさら気持ちよかったのでしょう(おい!)
そんな僕への警告だったのだろうか?突然頭に何かぶつかりました!上に生えていた木から、ドングリが落っこちてきたようです。それにしても、あまりにも見事なロックオンでたまげました。

そんなこんなで、有意義だった休日の自慢話でした。最近は小難しい文章が続いてしまったので、自分の気分転換もかねて…いい加減日記でした。
posted by えんじろう at 21:19| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary | 更新情報をチェックする